流川香の塗香&灰が落ちない線香で京都・奈良旅行の楽しい思い出が蘇る [モニター]
流川香さんから、塗香(塗るお香)と灰が落ちない線香のモニターをさせていただきました。
香川の老舗だそうです。
初めは塗香だけという話だったのですが、お線香の方も。
塗香
塗香(ずこう)というのは、文字通り、塗るお香です。
経文を書く前に清めに使うようで、今回京都・奈良の旅行でも写経コーナーがあり、そこに「写経の前には塗香で清めます」と書いてあるところがありました。
今回試させていただく、「貴妃」と「柘榴香」は、その清めの塗香をファッショナブルにしたものです。
「貴妃」は楊貴妃の「体身香」という秘薬を塗香として現代に再現したものだそうです。沈香、白檀、丁子、麝香等の生薬を使っているそうです。ああ、まさしく宇治の「源氏物語ミュージアム」で嗅ぎまくった香り!白檀はサンダルウッド、麝香はムスク。そういうと香りを想像していただけるだろうか。
体身香とは別名「美色法」「芳気法」とも呼んで服用したようですが、この「貴妃」は服用してはいけませんよ。
「柘榴香」は、白檀、丁子、龍脳等の生薬で調合しておられて、「貴妃」とは少し印象が変わります。
どちらも、お寺を巡っていたときにプーンと漂ってくる、香りにあったなーって。どちらも白檀と丁子を使っているので、そこが記憶を刺激する感じ。
なお、私は仏壇のある家に育ったわけではないのもあって、とても良い印象を持っています。
私には神社仏閣めぐりの楽しい思い出が蘇るのがとても良い!
実はこのシリーズ、「口伝大師香」つまり、弘法大師の塗香を口伝の配合表をもとに高野山開創1200年を記念し復元したって商品もあります。
嗅ぎたい。
和の香シリーズ
続いて「和の香」シリーズ。
せっかくいただいたのですが、私は呼吸器があまり良くないのでインセンス(線香)は禁忌なんです。解放してあるお寺やお店で漂うのはいいのだけど、木造住宅とはいえ、狭くてそれなりに気密性のある住宅では、呼吸器への影響が怖くて使えないんです。すみません。
この「和の香」シリーズは、燃えると灰がくるくると丸まって、落ちないんだそうですよ。
なので小さなお香立てでも下が汚れないのではないかな。
名刺入れに忍ばせようと思う
せっかくいただいたんだけど、このお線香、そのままでも結構香りがします。もちろん、塗香の方が香りが強いです。
それで、昔とある小物屋さんでいただいた「名刺入れに忍ばせるお香」の真似をしてみようかと。
少し砕いて、半紙の中にたたみ入れた。折り方はいわゆる「手紙」を折るあのやり方です。何年も折ってないので、??ってなってちょっと変なシワがついておりますが、後ろからみると分かり易いでしょうか。
ただ、もう少し砕いた方が良かったかな?とは思ってますが。
サイズは本当に名刺サイズドンピシャです。
下にあるのは私のブロガー名刺です。
しばらくこれで置いてみようと思います。
うまく移らなかったら、もっと本気で一本まるまる砕きましょう。