髪を切って「つな髪」に寄付してみたよ!
放射線治療で毛がなくなった人にお会いしたことがありますか?
友人、というか、一種私にとっては恩人が32歳の時にが悪性リンパ腫になりました。一応寛解しているのですが、その過程で放射線治療を行い、毛という毛がまるっとなくなりました。
あの様子は衝撃的でした。大人でもお子さんでも、辛いことでしょう。
かつらもあったのだけど、あまり好きではなかったようです。
今は寛解しているので、「あのときは衝撃的だったよううううう」と言えるほど元気なのが嬉しい。
2018年も送った
認定証まではいただかなくても、と思っているので、2017年はきちんと使っていただけたかわからないんですが、2018年も送ってみることにしました。
地元のヘアサロンに飛び込みで、ドネーションしたいんですがご協力いただけますか?と聞いたらいいよというので。
そのままいつもの流れで、頭を洗ってもらったんですが、あああああ!どねーしょん!と思ったら「寄付するなら乾いたほうがいいですよね?」と言われて、濡れた髪をカットしていただいて、カットしたものをドライヤーで乾かすということになりました。
持って帰ってみるとやっぱり少ししっとりと・・・。翌日、天気がよかったので、コンクリートの上で石焼き状態の私の髪。しっかり乾いたことでしょう。
ね、本人の健康状態は全部髪の毛に吸い取られてるんじゃないかというくらい、髪の毛は元気です。丸まっておりますが、一応。20センチです。もちろん、チリチリとした短い毛もございますが。
つな髪をよくよくみると「そのまま封筒などに入れて送れ」なので、昨年の袋に入れられたものを送ったのは失敗だったのではないかと。
先も、ギザギザのものを渡されておりまして、うまく使っていただけるかわからないんですが、これをさらに輪ゴムで一本に縛って、今年はクリックポストでGO。
この話、余談があるとすればね。
私、髪の毛は都会で切る派です。福岡で切るべし。
髪型が、前下がりのボブと言われたんだけど、ボブは得意なんだけどなあ。
これ、切りすぎや。私の髪の毛、膨れるのよ。まるくなるのよ。
・・・キノコかい。ビートルズ的マッシュルームカットというよりも、私はワンレンのちびまる子にもなれず。
むしろ・・・スーパーキノコ。
もう少し伸びたら時間を作って切りなおしてもらおう・・・。
15センチから寄付を受け付けるところもあるよ(2017年)
私はせいぜいボブなので寄付できないと思っていたのですが、15センチから寄付を受け付けるところがあると知ったので、頑張って伸ばして寄付することにしました。帽子にしてそのサイドに髪の毛をつけるんだそうですよ。肌が弱っている場合にはフルウィッグよりもそっちの方が楽なのかしら、よく分からない。
いやねえ、31センチまで頑張ろうかと思っていたのだけど、無理。私にはロングヘアーは無理です。落ち武者と化したし、暑いし、毛が抜けると存在感がすごいし、シャンプーの量もコンディショナーの量もそれに伴って使用する水の量もあれなもんで環境に悪いことこの上なかった。
真夏はアップにした方が快適ですが、私は毛の量が多いのでアップにすると重い重い重い。首から頭が痛くなるほどでした。気分も落ち込んでくるし、ここはやはり切るに限ります。
行きつけの美容院でお願いしてみて!
自分で切ったという方もおられないわけではないようですが、次の髪型との兼ね合いもあるし、そこは自分を優先していいと思うのね。なので、切るときには美容師さんと相談しましょう。
私の場合は、福岡市内の行きつけの美容院が提携というわけではないようですが、サーチしたら市内の系列の別の店名でヘアドネーションがトップの方で出てきたのでこれは行けるだろうと、予約だけしました。実は予約するときに移転&いつもの美容師がやめておられたという衝撃で聞くのを忘れていたのです。
繁盛店というか、客の多いところはドネーション希望の客も増えているからか、すんなりと了承してくれましたよ。多分ポイントは都市部の繁盛店。そして店名は書かない。ウチがトップに行くとアレだし、レギュレーションその他が変わってしまったら申し訳ないもので。慣れておられるようだったから多分しばらくは続くと思うのだけど。
なので、行きつけの美容室で予約するときにドネーションしたいのだけどお願いできるかも聞くのが一番スマートではないかと思います。
セミロングでどう切るかね・・・
私の場合はどう切るかが問題でした。
条件は、
- 15センチ以上とりたい
- 前髪は作らない
- 短すぎると髪の毛がぶわっと広がるのでそれは避けたい
でした。
横なら15センチは確実にとれるのですが、結局は前髪からサイドはかなり残して後頭部を中心に二本髪をまとめてばさっとやりました。もちろん髪は洗う前にね、「いいですよー、じゃあ切りますね」とばさっとやっただけでうんっと前さがりのボブでそこそこイケる感じにして、そこから洗髪→カットといういつもの流れで整えてくれました。
やはり朝は髪が上に立っているのですが、まあ耐えられる感じ?
自分の快適さを最優先にしたので、15センチ未満の毛の方が多いのではないかと思いますし、どれだけ使える部分があるかわかりませんが、お役に立てるといいと思います。
それでねえ、この短い髪が快適快適。シャンプー・コンディショナーの量も半分くらいだし、びっくりするほど髪の毛が乾くのが早いし。もう一年間耐えられるかというとそれはわからないのだけど。
寄付方法
今回寄付したのは「つな髪」というプロジェクトです。
- エントリーして
- 髪を切り
- まとめて
- つな髪に送る
というステップを踏みました。
実はね、美容師さんがその場で切った二本をまとめて縛って、ビニールの袋に入れてくださったのです。店名入ってるからね、出さないよ。なので、それはもう開封せずにそのまま送りました。慣れた方の仕事だもの、信頼しよう。
私はレターパック(青)で送りました。私は特に、必要ではないので認定証は申し込んでいません。
髪は、乾燥していることとゴムバンドでしっかりと結ばれていることが大切なようですよ。
有名な記事ですが、こちらもどうぞ。
・ヘアドネーションで髪を寄付するとき嫌がられないための注意点(おち研)
どの団体におくる?
実態がありそうなら、どこでもいいんじゃないかと。
私は15センチ程度なので、「つな髪」一択でした。ここは当時博多駅近くにワンステップサロンがあってここでもカットができたっぽいのです。本来は医療用ウィッグのサロンの社会貢献プロジェクトっぽいです。短い髪はお子さん用の髪の毛つきの帽子に仕上がるようです。
・http://www.organic-cotton-wig-assoc.jp/flow
他にも31センチ以上だとJHDACというところもあります。こちらはNPO法人。
・https://www.jhdac.org/index.html