金柑の季節。冬の味
庭の金柑の季節になりました。冬の味。
軽くもう五杯分くらいはあるんだけど、今日はここまで!
カラスがとーらーれーるー!って騒ぎ始めるんだよ。
採取の仕方だけど、すぐに料理をするので、もぐときにヘタがつかないように採ると面倒が少ないのだ。
生で食べてあんまりうまいものでもない。
金柑にもいろいろあるだろうけれど、うちの金柑の樹はあまり新しいものではないんだな。私がお祭りで植木を売ってるのを見て欲しいと言って買って、自分の自転車の籠に乗せて帰ったというものなのだ。
齢一桁ぞ。
地元の植木屋があまりよく売れなかったものを安く売ってるようなところがあるので、気候にも風土にも合ってるから実に強い。
ただし、野性的なのか、本当に種が多いんだよ。
種の多い金柑の処理
種の多い金柑の処理は、まず半分に切って、フォークでグサグサと種をほじくり返すのが早い。
箸とか竹串とかそんなかわいらしいものではない。
フォークだよ。ケーキ用の、ちっちゃいやつ。
こういうのでグサグサとほじくり返すのが早いです。
今回40分くらいかかったかなー。
甘露煮
マーマレードにしてもいいんだけど、一番多いのが、いわゆるところの甘露煮ですかね。
理由は、ほら、半分に切って種を出してるし。ここでたいてい力尽きてるわけです。
これくらいかなーって用意した瓶に入れたら少し足りなかったね。こっちから食べていくから問題なし。
例によって不親切なレシピ
上にも書いてるけど、種が多いので、半分に切って種を出してるけど、種がないなら、切らなくて良いと思います。
今回、半分に切って、種を出したところで、800gだった。
材料は
- 金柑800g
- 砂糖400g
- 水少々
金柑:砂糖=2:1
位の割合が、姉さん的な黄金比率だったよ。これよりも砂糖が少ないと多分保存がきかないと思う。(そんなに保存させるものでもないですが)
1)半分に切った金柑を砂糖に漬けておく
二、三時間くらい砂糖につけておくと少し汁が出ます。ただし、もともと果汁の多い果物ではない(少なくともうちのは違う)ので水(というか、お湯)をざーっといれます。
まあ、お好みで。
姉さんの好みですが、酸味の強いものを煮込むときに使うのは琺瑯の鍋です。
2)煮る
水が多いと吹きこぼれるので要注意。
一度ぶわーっと泡立つけど、特にアクを取ったりはせずに、そのまま煮詰めていくと、落ち着きます。
金柑が透明になったら(30分くらいかな)、瓶に入れられます。
水が少ないと、もっとねちねち系になります。水が多いからシャバシャバ系です。
柚子と比べるとペクチンが少ないんだろうね。あんまり固まるものではないです。
これ、生協のマヨネーズの瓶。生協が引き取ってくれると思うんだが、ちょうどいいので使うのだ。
口が狭いけど、先が細いお玉をつかうのだ。この手のやつは、ジャムを作ったりする人にはあるといいやつ。
紅茶に入れたり、白湯に入れたりする
姉さん、あんまり喉が良い人じゃない。
年がら年中よくない。
ちょうど寒暖差が厳しくなる時期でもあるからね。しょっちゅう白湯などを飲んでいるわけです。
最近白湯飲む人なんだよwww年取ったわあ。
そこにぼとんぼとんぼとんとこの金柑を入れるというわけです。
紅茶にも金柑を入れて、金柑ティーにする。
保存させたい場合には
自分用ですしおすし。そんなに長く保存させるつもりもない(2月末には二つ目も食べ終わってる)から、好みとらくちんな方を選択します。
ただし、他人さまに差し上げたり、夏まで持たせるつもりならいくつか注意点を。
砂糖が保存料なので、水を減らして砂糖を多めにする。
今回なんだかんだ300CCくらい水を入れて蓋をせずにぐるぐるかき混ぜながら煮詰めました。
ただ、保存したいなら、加える水は100CCくらいにすると思うし。砂糖も600g。つまり、金柑:砂糖=4:3くらいにすると思う。さらに圧力鍋を使う。
で、瓶も今回は洗ってあるものにそのまま入れたんだけど、保存させるときには瓶と蓋も煮沸する。